Hondaエコマイレッジチャレンジ2022第41回全国大会に「工業研究部」が出場・完走!

 10月1日(土)~2日(日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎ オーバルコース(茂木町)にて、Hondaエコマイレッジチャレンジ2022第41回全国大会(主催:本田技研工業株式会社)が開催され、「工業研究部」が出場しました。
 この大会は、Honda製4ストロークのエンジンを使い、1リットルのガソリンで何km走行できるか、というものですが、その他、走行速度は平均速度25km/h以上であること、走行距離は、オーバルコースを7周(約16.4km)して規定時間の39分20秒11以内にゴールすることなどの厳しい規則があります。

 また、この大会は無限の可能性に挑戦し、独創的なアイデアと技術を競う研鑽の場であると言われていますが、高校生クラス(グループ2)には、全国各地から86チームがエントリーし、多くの高校、生徒が出場しました。今大会は新型コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催となりました。

 まず、1日(土)の練習走行の前には、厳しい車両検査が行われました。車両検査合格後、公式燃料の供給を受け、練習走行が実施されました。
 走行距離の条件となる、オーバルコースを7周(約16.4km)することのできない学校もある中、無事に練習走行を完走・終了することができました。

 2日(日)の決勝レースでは、昨日に引き続き、走行直前の車両検査が実施され、無事に合格することができました。
 車両検査終了後もスタート直前まで、ドライバーの青栁 陽大さん(3年:大宮中出身)とメカニックの横田 海斗さん(3年:水戸第三中出身)、白戸 和陽さん(2年:桂中出身)の部員3名が、レース前に効率的な走行方法の最終確認やマシンの微調整を行い、無事に決勝レースのスタートを切ることができました。
 2日間ともに、気温が高く、過酷なレース状況となりましたが、オーバルコースを7周(約16.4km)して、無事に完走することができました。

 レース終了後、ドライバーの青栁 陽大さんは、「3年ぶりの開催で、初めての大きな大会のため緊張した。途中に様々なトラブルや困難もあったが、最高の運転技術を発揮することができ、無事に完走する責任を果たすことができた。メカニックの2人の部員とこれまで指導していただいた顧問の先生に感謝しています」、また、メカニックの白戸 和陽さんは、「今回の経験を活かし、来年も必ず出場し、今回の成績を上回りたい」と感想を述べていました。
 また決勝レースには、株式会社ホンダベルノ茨城北 代表取締役社長 綿引 義賢 様、同社サービス課課長 柳沼 寛人 様にお越しいただき、応援に加え社会人チームの車両を見学させていただきました。ありがとうございました。 

   

車両のメンテナンスの様子

  

走行中の様子

右から株式会社ホンダベルノ茨城北 代表取締役社長 綿引 様、3年メカニック横田 海斗さん、2年メカニック白戸 和陽さん、3年ドライバー青栁 陽大さん、株式会社ホンダベルノ茨城北 サービス課 課長 柳沼 様