お知らせ

令和6年9月18日(水)放課後 

 京都府立清明高等学校の生徒会の皆さまと本校生徒会によるオンライン交流会を行いました。生徒が主体となって学校のルールの在り方を考える「ルールメイキング」という取り組みについて聞いたことがありますか。ここ数年で、社会的にも注目を集めつつある取り組みです。

 生徒や先生という立場を超えて、みんなが主体的に関われる学校づくりとはどのように可能なのでしょうか。今年度は、本校の生徒会においても生徒が主体の学校の在り方について、話し合いを重ねてきました。

 とはいえ、この生徒主体の学校づくりという大きな課題を前に、わからないことばかりです。そこで、まずは「ルールメイキング」を学校の取り組みとして既に行っている学校の生徒会のみなさまから勉強させてもらおうということで、オンライン交流会を企画・実施しました。京都府立清明高等学校は、全国的でも先駆けて「ルールメイキング」を行ってきた高校の一つです。

 自己紹介のあとにルールメイキングについて質疑応答を約1時間させていただきました。台本なし、原稿なしで、活発に議論することができました。「ルールメイキング」といっても校則を変えることが目的なのではなく、校則やその他のルールについて対話を何度も重ねて、みんなの納得解をつくっていくことを大切にしているといったお話を聞くことができました。中でも「自由であることとわがままであることの違いは何だと思いますか」という本校生徒会からの質問に対するそれぞれの見解がとても印象的でした。自分だけの意見ではなく、みんなの意見を大切にしようとする力強い姿勢を感じました。

 オンライン交流会を通して得た学びを活かして、本校における生徒主体の学校の在り方の可能性について考え、生徒会としてできることを今後も検討していきます。